霊園は誰のために存在するのか?

青山霊園などのブランド霊園や、日本中いたるところにある霊園に大切な人がこの世を去ったときに、落ち着いて欲しいという願いが遺族の人にはありますよね。

霊園というのは、一見、亡くなった方のための場所ということになっていますが、私は、霊園は、特に、この世に残された人のためにあると思っています。

多くの一般の日本人は、普段、決まった宗教一つで暮らしているのではなく、法事でお坊さんに来てもらい、正月には、神社に赴き、クリスマスはクリスマスで楽しむというように、宗教関連の儀式でありながら、ほとんどの人には、宗教を感じさせないイベントとなっていますよね。

霊園というのは、普段、宗教を色濃く意識していない人が、神聖な気持ちになり、祈る場所なのではないかと思うのです。

もちろん、私はキリスト教です。仏教です。とはっきり、答えられる日本人も中にはいると思いますが、宗教儀式には参加するが、特に宗教は持っていないという人が大多数だと思います。

なので、霊園は、亡くなった人への愛情や敬いを示し、大切な人とつながりを精神世界で感じる場所だと思います。

精神世界に心を向ける場所+1 !

関連キーワード

関連ページ

青山霊園は狭き門
青山霊園というのは、青山なんて、お洒落な場所にあるし、なんだか、有名人がぞろぞろ、眠ってらっしゃるということで、全く、一般人には、関係ない場所だと思っていました。しかし、青山霊園に一般人がお墓を持つことが可能なんだそうです。2003年から、青山霊園の一般募集が始まったとこのことです。でもやっぱり、霊園の高級ブランドみたいな青山霊園には気軽に、お墓を持つ事はできないようです。そして、札束を積み上げる
霊園は誰のために存在するのか?
青山霊園などのブランド霊園や、日本中いたるところにある霊園に大切な人がこの世を去ったときに、落ち着いて欲しいという願いが遺族の人にはありますよね。霊園というのは、一見、亡くなった方のための場所ということになっていますが、私は、霊園は、特に、この世に残された人のためにあると思っています。多くの一般の日本人は、普段、決まった宗教一つで暮らしているのではなく、法事でお坊さんに来てもらい、正月には、神社に
私にとっての霊園
私は両親をすでに亡くしていて、東京の霊園に両親のお墓があり、日本帰国時には、お墓参りをします。しかし、最近は、何年も日本に帰国していません。でも、お墓参りに行けないことを親不孝だとは思っていません。なぜなら、亡くなった両親には、どこにいても、思いを伝えられると思っているからです。祈る気持ちに霊園も宗教も要らないと思っています。もちろん、仏壇やら、お墓の管理をしてくれている兄夫婦には、感謝しているの